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高卒メジャー挑戦の森井翔太郎、両親へ深い感謝「2人の存在がなかったら…」/一問一答<4>


東京都立桐朋高校の二刀流選手、森井翔太郎(18歳)がアスレチックスとマイナー契約を結び、会見を行いました。最速153キロの投球と高校通算45本塁打の打撃力を持つ森井は、アメリカのプロ野球界に挑戦を決意。9球団の争奪戦の末にアスレチックスと契約し、契約総額は約2億7300万円に達した。高評価を受けたことは「ありがたい」とコメントし、プレッシャーはないと語っています。森井の最終目標はメジャーリーグでプレーすることであり、野球を続けるために親からの励ましも役立ったとしています。彼の母親はヨガインストラクターで、森井は中学からヨガを取り入れ、柔軟性や呼吸法を鍛えてきたとのこと。また、契約には学業補助金も含まれているという驚きの条件もありました。夏の大会での悔しさを今後の糧にし、メジャー舞台を目指す意欲を示しました。

会見後、アスレチックスの帽子をかぶり写真に納まる桐朋・森井(撮影・江口和貴)

アスレチックスとマイナー契約を結んだ森井翔太郎遊撃手兼投手(18)が11日、在学する東京・桐朋で会見に臨んだ。

投げては最速153キロ、打っては高校通算45本塁打をマーク。投打で活躍する「二刀流」として高校卒業後は米球界挑戦を決意し、米9球団の争奪戦の末にアスレチックスと契約した。25歳未満のためメジャー球団とはマイナー契約しか結べなかったが、契約総額176万500ドル(約2億7300万円)とNPBのドラフト1位選手を上回る好条件を得た。

【森井の一問一答は以下の通り】

-球団スタッフで特に助けてもらった人は

みんないい人なので。トレーニングやるにしても、フォームが違ったらトレーナーの方が来てくれて直してくれしますし。守備練習するにしても、バッティング練習をするにしても、アドバイスしてくれるコーチの方がたくさんいるので。

もうみんないい人ですね。

-球団から落ち着きや自信を持っていると評価された

昔からそうですね。自信はあります。

-これまでやってきたことの蓄積からくる自信か

それももちろんありますし、元々根拠のない自信というか、できるだろうみたいなという性格ではあるので。それでもやっぱりいろいろ不安はもちろんあるんですけど。不安や自信があります。

-夏の大会は初戦敗退だった。どんな思いが

やっぱり負けた瞬間、頭が真っ白になったというか、終わったなっていうのはもちろんありましたし。それはやっぱり自分たちの準備とかやるべきことっていうことよりも、相手の準備が上回ったと思うので。これからはやっぱり自分が本当に100%の準備できたと言えるような準備をしたいなっていう風に思いましたし。そこが直接的に関係したかはちょっと自分はわからないんですけど、まだまだ足りないなっていうのは思います。

-米大学進学と迷ったと。最終的にメジャー挑戦の背中を押してくれた言葉などは

自分は両親とコミュニケーションを取るのを大事にしてて、その中でも特に母親に、自分の生きたい人生を生きなさいっていう風にずっと言われてて。自分が死ぬ時にこういう人生にできてよかったなっていう風な人生にしたいなっていうのが一番でした。

-夏の大会の悔しさは今後のバネになるか

高校の最後の夏っていうのは、自分の中でもすごい特別だなっていう風に思ってて。もう二度と戻ってこないですし、そこでしか話せないものもあると思うので。特別、ここで負けたからこっちでやってやるとかはないですけど、でも、そういう準備不足だったりとか、自分の努力不足っていうところがあったかなっていうのは、ずっと思っていました。

-お母さまがヨガのインストラクター。提案されたメニューはどれくらいやったか、効果は

中学2年くらいで始めたんですけど、本当に最初の頃は1日1時間とかやってて。ヨガでしなやかさだったりとか、関節の柔らかさだったりっていうのはもちろんそうなんですけど。呼吸と動きを連動させるっていうところをすごい意識してやってて。どこで吸ったらいいのか、どこで吐いたらいいのかっていうのを常に意識してます。

-野球ノートには今なにを書いているか

最新のものだと、やっぱり自分の不安だったりとか、例えばコーチにこういうことを言われたとか、こういう意識で野球をやりたいっていうことだったりとかを書いてあって。思ってるだけだったら忘れちゃうタイプなので。

-具体的には何が書いてあるか

コーチに言われたことだったりとか、バッティングでこういうスイングした方が理想だなっていう風に思うこともあったので。

-精神的なことは書いているか

精神的なところはやっぱり不安になること結構あるんで、それはその不安をため込まずに書いてます。

-契約金とは別に学業補助金が付帯されている。提案は森井側か、球団側か

向こうからです。

-学業補助金のオプションは知っていたか

知らなかったです。

-どう感じたか

びっくりしましたし、全然聞きなじみのないところだったので、単純にびっくりしました。

-引退後に描く青写真は

まずはメジャーに上がるっていうことが、絶対プロとしてやらなきゃいけないことだと思うので。引退した後のことはちょっと…。入ったばっかりなので。

-契約金は日本のアマ選手として史上最高額。その評価に対して

単純にありがたいと思っています。

-プレッシャーは

プレッシャーはないです。

-評価はありがたい

金額よりも、すごい高い評価だったということの方がうれしかったです。

-今日の会見でも緊張してないように見える

緊張は、(会見場に)入ってくる前はめちゃくちゃしてました。でも今はしてないです。

-大勢の報道陣から質問されるというのは高校生ならプレッシャーに感じるか

全然ないって言ったら失礼かもしれないですけど。ないです。

-明確にメジャーを目指すと決めた時期や出来事は

コロナ禍でした。

-上のレベルに行きたいと

どうせやるならトップを目指したいなっていう風に思ったので、その時に自分は世界で最高峰の選手が集まる舞台っていうのがメジャーリーグだと思ったので。最終的にメジャーリーグに行きたいなっていう風に思いました。

-日本とアメリカの野球の違いは気にせず

自分はそこまで技術のことはわからなかったので。

-アスレチックスと契約が決まった瞬間の気持ちは

単純にうれしかったのもありますし、それでもやっぱりプロなので。これからどういう生活が待ってるんだろうとか、自分がやっていかなきゃいけないっていう風に思うので。

-契約はどうやって伝えられたか

それは面談で提示してもらって。自分がお願いします、というふうに。

-ご両親へ

本当に感謝しますし、言葉では簡単に言えるんですけど、2人の存在がなかったら今の自分はここにいないなっていう風に思ってるので、本当に感謝してます。

-お母さまの考え方に影響された部分は

自分はやっぱりすごい人の目を気にするタイプだったので、やっぱりお母さんにそういう風に言われて、やっぱり人生1回きりですし、自分がやりたいことをやるって強く思えたきっかけではあるので。そういう面では影響を受けたと思います。

-ずっと言われてきた

夏の大会が始まる前くらいからずっと言われてました。

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