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ロッテのドラフト1位西川史礁外野手(21=青学大)が「1番」で実戦デビューする。11日に行われる紅白戦について、栗原1軍打撃コーチが「1番で考えています」と明かした。打席を多く与えるのが狙いだ。
打撃練習でも毎度快音を響かせている。西川は初実戦に「やってきたことをそのまま出すだけだと思うので、しっかり自信持ってやっていければ」と意気込んだ。この日も柵越えを記録し「しっかりと今日もセンター方向にバックスクリーンに入るのが何本かあったので、センター方向に飛ぶということは、それだけできてると思います。そこはプラスかな」と成長を実感している。
石垣キャンプも終盤にさしかかり、疲れがたまる頃。ただ、オンとオフの切り替えはできている。第1クール終了後の休養日には、高部、山口と食事に出かけた。「もんじゃと焼き鳥を食べました。野球の話とか、それ以外の話とかもしました」とチームにも溶け込んでいる。
栗原コーチは「基本的にこの時期は、ピッチャーも真っすぐ中心で来ると思いますので、それに対してどういう反応するかってところを見ていきたい。広角に打てますし、スイングスピードも速いんでね。非常に楽しみ」と大砲候補に期待を寄せた。ドラフト2位の宮崎竜成内野手(24=ヤマハ)も「1番」で出場予定。今年最初の実戦は、ルーキーたちに注目だ。【星夏穂】