西武のスタッフを務める武隈祥太氏(35)が、今季は「データ統括チーフ兼ヘッドアナリスト」の役職を務めることが1日、分かった。
22年シーズンで現役引退した元西武左腕で、23年シーズンは「球団本部ファーム・育成グループ付兼バイオメカニクス兼若獅子寮副寮長」と33文字の役職に就任。
その後24年には「球団本部ハイパフォーマンスグループ付バイオメカニクス担当兼ファームコンディショニングチェック担当」という48文字の役職となり、それを報じた日刊スポーツの記事はXでトレンド入りするなど、今オフの動向も一部の西武ファンの間で注目されていた。
これまでは「バイメカの武隈です」と自己紹介することも多かった武隈氏は、日刊スポーツの取材に対し「今年はだいぶ短くなります」とコメント。これまで若手選手の飛躍につながるアドバイスもしてきた同氏。今季はデータを駆使しながら1軍での職務も増えるもようで、春季キャンプも1軍に帯同している。
長髪がトレードマークでもある武隈氏は、心機一転によるものかどうかは不明ながら、春季キャンプ初日は襟足が少々すっきり。ひげもさっぱり。「切りました」と話していた。【金子真仁】