日本フットボールリーグ(JFL)いわてグルージャ盛岡は1日、北海道コンサドーレ札幌を昨季限りで契約満了となった元日本代表のMF小林祐希(32)を完全移籍で獲得したと発表した。
東京都生まれの小林は左利きの攻撃的な選手で、東京ヴェルディを皮切りに、ジュビロ磐田を経て、ヘーレンフェーン(オランダ)など海外クラブでもプレーし、22年にヴィッセル神戸、23年に札幌へ移籍。J2に降格が決まった昨季は19試合無得点だった。
J1通算85試合11得点、J2通算138試合14得点と経験豊富で、16年に初選出された日本代表として国際Aマッチ8試合1得点の実績がある。
クラブを通じて「今シーズン、いわてグルージャ盛岡の一員として皆さんと闘うことになりました。ここ数年グルージャにとっては苦しいシーズンが続いていますが、コーチングスタッフ、選手、スポンサー、そしてサポーターのみんなが1つになって、全員で上を目指しましょう。応援よろしくお願いします」とコメントした。
岩手は昨季、J3で最下位の20位に終わり、今季は初めてJFLに降格した。