【ヤクルト】モイセエフ、青木GMから金言で“らしさ”貫く フリー打撃で何本も大きな放物線

ファンにサイン対応するヤクルトドラフト2位のモイセエフ

ヤクルトのドラフト2位モイセエフ・ニキータ外野手（18＝豊川）が、“らしさ”を貫く。

戸田での新人合同自主トレ。フリー打撃では、右翼へ何本も放物線を描いた。時折、昨季限りで現役引退した青木GM特別補佐と話し込む場面もあった。「『どう？』って聞かれて、自分の中では結構振れていますって話をして」とレジェンドを前にしても物おじせず、自信を持った鋭いスイングを披露した。

金言通り、今は背伸びせず、モイセエフらしさを出していく。「青木さんに一度聞いたんですが『自分の良さがあって、ドラフトで指名されてる。技術どうこうじゃなくて、それを出していこう』と言われました」と胸に刻む。両親がロシア人のスケールの大きなルーキー。ドンと構える青木GM特別補佐の前で、持ち味の豪快なスイングを磨いていくだけだ。