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PK水かけ論争、JFA審判委員会は今季も主審の裁量に委ねる見解「取り決めは特に…」


2024年8月17日の磐田戦において、町田藤尾翔太選手がPK前にボールに水をかけた件について、日本サッカー協会(JFA)の審判委員会が議論した。藤尾選手は過去にもこの行動を2度繰り返したが、その際は主審はボールを交換しなかった。しかし、この試合では主審がボールを交換した。JFAの佐藤隆治審判マネジャーは、審判の裁量に任せるべきだとし、水をかける行為自体は禁止されていないが、規則の精神に基づいた判断が求められると述べた。この件は、競技規則には特別な記載がないため、審判がフェアプレーを保つための判断を尊重する姿勢を示した。

24年8月17日、磐田戦でPKを蹴る前にボールに水をかける町田藤尾翔太

日本サッカー協会(JFA)の審判委員会は6日、千葉市内でレフェリーブリーフィングを行った。

佐藤隆治審判マネジャー(47)は、昨年FC町田ゼルビアFW藤尾翔太(23)がPKキッカーとして水をかけたボールを主審が交換した件について言及した。当時、佐藤審判マネジャーは「担当した主審の裁量に委ねる」という見解を示していたが、今回も「水をかけたらダメです、全部(ボールを)交代ですという取り決めは特にしていません。レフェリーがいろいろなシチュエーションの中で競技規則の精神を考えた時にどう判断するのか」と再度変わらぬ考えであることを強調した。

藤尾の水かけ論争は昨年8月17日に勃発した。自ら得たPKで、給水ボトルを手にし、ボールに水をジャブジャブかけ始めた。だが、高崎航地主審(32)は藤尾からボールを受け取り、新しいボールと交換しペナルティーマークに置いた。

競技規則には「ボールに水を掛けてはいけない」という記載はなく、逆に「ボールに水を掛けてもいい」との記載もない。佐藤審判マネジャーは9月の審判委員会のメディア説明会で「主審は、両チームフェアに、運営をし、その上でのジャッジは指示されるべき。主審はこの試合をコントロールする中で交換するという判断をした。僕は支持をしたい」と説明していた。

藤尾がボールに水をかけてPKを蹴るのは、町田-磐田戦が初めてではなかった。5月19日の東京ヴェルディ戦、6月30日のガンバ大阪戦に続き3回目だった。過去2回は、主審はボールの交換を指示していなかった。

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