ヴィッセル神戸は6日、DF初瀬亮(27)がイングランド2部シェフィールド・ウェンズデーへ完全移籍すると発表した。
ガンバ大阪アカデミーで育ち、16年にトップチームに昇格した初瀬は、19年に神戸に移籍。アビスパ福岡への期限付き移籍をへて、神戸の主力としてリーグ連覇などに貢献してきた。
初瀬はクラブを通じてコメントを発表。「ガンバ大阪からヴィッセル神戸に移籍をした時、いろんな意見があったことを昨日のことのように思い出します。今回も同じように新たな挑戦をすることでさらに自分を成長させたいと思い、この決断をしました。ヴィッセル神戸での6年間を振り返ると、悔しい思い出の方が多かったように思います。それでも絶対にヴィッセル神戸で活躍するんだと毎日思い続けて練習をしてきました。その結果、ヴィッセル神戸としてのJ1リーグ初優勝、そしてリーグ連覇、天皇杯優勝と3つのタイトルを取れたことを本当にうれしく思います。今回の移籍をするにあたり、本当にサッカーが大好きで小さい頃からの夢であったヨーロッパでプレーするチャンスがあるのにチャレンジしない理由が僕の中にありませんでした。これまでにもいろんな人の声があって、期待もあれば、お前は無理だと言うバッシングもあって、そんな言葉のどちらもが、いつも僕を強くしてくれました。皆さんにもっと成長した姿を見せられるように移籍先であるイングランドでも常に自分にベクトルを向けて、日々頑張ってきます。改めまして6年間ありがとうございました。行ってきます!!!」。感謝とともにさらなる成長を誓った。