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監督会議、CSのあり方議論で盛り上がる 日程やアドバンテージなど改善の余地と吉井監督明かす


都内で行われた12球団監督会議で、CS(クライマックスシリーズ)のあり方について議論されました。ロッテの吉井理人監督は、現行のシステムに大きな問題はないとしながらも、特に日程の改善余地があると指摘しました。シーズン終了後、CSまでの期間を短縮できないかという意見があったものの、気候やダブルヘッダー不実施などの理由で調整が困難との見解を示しました。また、優勝チームが優勝決定後長期間CSを待つ状態がアドバンテージを逆転させる可能性についても議論されましたが、現時点で優勝チームへの1勝のアドバンテージは維持されることとなりました。

12球団監督会議後、会見で報道陣の質問に答えるロッテ吉井監督(撮影・浅見桂子)

12球団監督会議が20日、都内で行われた。

フリートークの時間では、CSのあり方についても議論された。

座長を務めたロッテ吉井理人監督(59)は「CSのあり方について盛り上がりました。大方、今のやり方でいいんじゃないかという意見だったんですけど、細かいところでは改善するところがあるのではと」と明かした。

具体的には「日程のことが特に出てきました。(レギュラーシーズン終了後に)もうちょっと詰めてCSに入っていけないのか、という意見がありました」。

吉井監督自身の意見としては「シーズン終わってすぐ入っていくのがいいかなとは思いますが、日本の場合は梅雨もありますし、雨の時期もあるので、日程はある程度、余裕を見ていかなきゃいけないのかなと思うし、現在はダブルヘッダーもやってないので、なかなかそこを調整するのは難しいかなというふうに考えてます」と話した。

下位チームの日程打ち切りといった具体案までは出なかったが、「特に優勝したチームは、優勝を決めてからCSまでの期間が長いと調整が難しいっていうことがあるので、これが逆のアドバンテージになっては盛り上がるCSにはならないかなっていう意見があったので、ちょっと難しい話なんですけども、考える余地あるかなと思います」とも話した。

なお、優勝チームがファイナルステージで与えられる1勝のアドバンテージについては「改善する案もあるが、現時点ではこのままでいこう」となった。

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