【高校サッカー】総勢20人の激闘 選手権決勝で４度目のPK戦は史上最多スコア９－８で決着

前橋育英対流通経大柏　優勝を果たし歓喜する前橋育英イレブン（撮影・横山健太）

＜全国高校サッカー選手権：前橋育英1－1（9PK8）流通経大柏＞◇13日◇決勝◇国立

サッカーの第103回全国高校選手権は13日、東京・国立競技場で決勝が行われ、前橋育英（群馬）が流通経大柏（千葉）と1－1で突入したPK戦を9－8で制し、7大会ぶり2度目の優勝を果たした。

PK戦は10人目までもつれ、前橋育英が9－8で制した。選手権の決勝でPK戦決着は4大会ぶり史上4度目。過去3度のPK戦のスコアは、04年度の鹿児島実－市船橋が4－2、12年度の鵬翔－京都橘が5－3、20年度の山梨学院－青森山田が4－2で、今大会の9－8は最多記録となった。

決勝に限らなければ、18年度大会の2回戦で、帝京長岡－旭川実のPK戦スコア17－16が最多となっている。