NPB通算525本塁打を放った清原和博氏(57)が3日、BSフジ「プロ野球レジェン堂」に出演し、伝説のホームランの感触をリアルに振り返った。
清原氏は巨人時代02年の日本シリーズ、「平成の怪物」と呼ばれた当時西武の松坂大輔氏(44)から東京ドームの看板に直撃する特大アーチを放った。清原氏は「あのときもケガしてましてね、足にテーピングをぐるぐる巻きにしていた」と、満身創痍(そうい)だったことを明かした。
狙いは直球一本。「当たった瞬間もう『ブチブチブチ』って血管が切れたような。あの感触は忘れられないですね」と手応えを語った。
清原氏は日本シリーズで歴代3位タイの15本塁打。お祭り男としても活躍し、「やっぱり集中力が上がりましたね。アドレナリンが普段の20倍は出てますね」と勝負強さの秘訣(ひけつ)を口にした。