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【日本ハム】FA加入の福谷浩司「理解できなかったところ」入団会見で移籍の決め手を明かす


中日から日本ハムにFA移籍した福谷浩司投手(33)が、北海道で入団会見を行いました。入団の決め手について、福谷は「理解できない魅力があった」と述べました。彼は日本ハムとの交渉を通じて、将来の展望に関しても未知の部分が多く、そこに共に取り組む姿勢を感じ取ったと説明しました。栗山英樹CBOは福谷の意見を嬉しく思い、チームとして異なる福谷像を提示し、それが彼の心に響いたことを確認しました。この新しい視点がファイターズのチーム力に繋がると期待しています。

日本ハムに移籍し栗山CBO(左)と意気込む福谷(撮影・黒川智章)

中日から日本ハムへFA移籍した福谷浩司投手(33)が球団の仕事始めとなった6日、北海道・北広島にあるエスコンフィールドで入団会見に臨んだ。

日本ハム入団の決め手について「一番の理由は、理解できなかったというところです」と即答した。

続けて、その理由の真意について説明した。「交渉する中でもいろいろな熱い思いを受けたんですが、まだまだわからないところ、それは将来的に自分がどうなるんだろうっていうことも含めてわからないところがあり、それを一緒に考えてくださり、一緒につくっていただき、そして自分もそこが怖さもあり楽しみでもある。その思いが一番強かったので、ファイターズに入団することにしました」と明かした。

さらに補足として「自分で理解できることって、本当に自分の世界の中でしかないと思うので。こうやって周りの方に評価していただいたり、自分のことをあらためて君はこういう選手だって言っていただくことで、そういう見方なんだ、と。でも、それが今まで言われたことないようなことも含めて、ちょっと言っていただけた。それがうれしかったのもあるし、それを目指した時に『自分にどういう世界が見えるんだ?』っていうことも思ったので、わからないがすごくうれしかったっていうところです」と話した。

会見に同席した栗山英樹CBO(63)は福谷の「理解できなかった」という入団の決め手について「それはすごくうれしいですね。要するに、本人が感じている福谷像ではないピッチャー像を我々は持って、いろんな分析を含めて、チームとして提示させてもらった。そこがもし引っかかってくれたのであれば、それはすごくいいことだし、それこそファイターズのチーム力という風になっていく。そこは今、話を聞いていて、あそこがもし本人に引っかかってくれたのだったら、我々が進もうとしているところはそんなに大きく間違っていないかなっていう、そういう感じですね」と笑顔だった。

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