ドジャースと3年契約で残留したテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)に対し、メッツが2年契約のオファーを提示していたと28日(日本時間29日)、米メディア「ジ・アスレチック」が伝えた。
ヘルナンデスは前日27日にドジャースと3年総額6600万ドル(約102億3000万円)で合意したと報じられたが、「ジ・アスレチック」によると、その前日にメッツが2年契約をオファー。詳細な金額は明らかになっていないが、1年あたりの金額はドジャースと同程度で、後払いはなかったという。ドジャースとの契約は約2300万ドル(約35億7000万円)が後払いで、4年目に1500万ドル(約23億3000万円)の球団オプションが付く。
千賀滉大投手(31)が所属するメッツは今月上旬にヤンキースからFAとなったフアン・ソト外野手(26)とプロスポーツ史上最高額の7年総額7億6500万ドル(約1190億円)で契約したが、「アスレチック」によるとチームはさらなる打線強化を目指し、短い年数での選手獲得を狙っている模様。現在メッツの外野陣はソト、ブランドン・ニモ、先月レイズから獲得したホセ・シリ、タイロン・テーラーの4人で、スターリング・マルテはDHで起用される見込みだが、マルテはトレードで放出される可能性があるという。