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【阪神】佐藤輝明「やってやるぞ」大型補強果たした巨人に闘志「さらに手ごわくなる」


阪神タイガースの内野手、佐藤輝明が巨人への闘志を掻き立てています。中日からマルティネス、ソフトバンクから甲斐を獲得した巨人の大型補強に備え、佐藤は「来年はさらに手ごわい」と述べ、自分を引き締めています。今年の巨人戦では、チームは12勝12敗1分けと星を分けたが、佐藤の個人成績はセ・リーグのチーム別ワーストの打率2割2分5厘で、打点も最低の8でした。特に、逆転優勝がかかった9月23日の試合での無安打が悔しさとして残っています。佐藤は来季へのリベンジを誓い、そのためにトレーニングを重ね体を鍛えています。今年は初めて秋季キャンプを完走し、自身と向き合う時間を確保。来春キャンプでの更なる成長に向け、準備を進めています。

阪神佐藤輝明(2024年11月15日撮影)

阪神佐藤輝明内野手(25)が打倒巨人に闘志を燃やした。中日からマルティネス、ソフトバンクから甲斐を獲得するなど、大型補強を展開。セ王者として虎の前に立ちはだかる巨大戦力に対して「また来年、さらに手ごわい相手になると思う」と引き締めた。

今季の巨人戦。チームは12勝12敗1分けと星を分けたが、個人ではセ・リーグのチーム別ワーストの打率2割2分5厘で打点も最少の8に終わった。勝てば逆転優勝に近づいた9月23日の甲子園で0-1負け。チャンスで仕事ができず、無安打に終わった雪辱は鮮明に残る。「143分の1といえばそれまでですけど、悔しい思いをしたので。来年はやってやるぞ、と」。リベンジへ語気を強めた。

そのための鍛錬にも余念はない。オフもトレーニングを重ね、パンプアップ中。今季はプロ入り後実質初めての秋季・高知キャンプを完走。日本シリーズから侍ジャパンに直行した昨年とは異なり、みっちり自らと向き合う時間をつくっている。「去年は本当に忙しかったので。その意味ではキャンプもできたし、よかったんじゃないですか」。近大の先輩で来春キャンプで臨時コーチも務める糸井嘉男スペシャルアンバサダー(43=SA)に負けず劣らずの筋肉に成長中? 「あの人には勝てないので。デカすぎて」と笑った。数値の変化は「キャンプ、3月になったら分かると思うので、今はしっかり蓄えたい」と一皮むいて来春を迎えるつもりだ。パワーアップした背番号8が、球団創設90周年にG倒から日本一へと導く。【村松万里子】

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