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鈴木京香が舞台あいさつで涙「私事ではあるけど…」映画「グランメゾン・パリ」撮影振り返る


映画「グランメゾン・パリ」の初日舞台あいさつが都内で行われ、主演の木村拓哉や共演者の鈴木京香、及川光博、沢村一樹などが出席しました。この作品は2019年のドラマ「グランメゾン東京」の続編で、木村にとっては約9年ぶりの主演映画となります。鈴木京香は舞台あいさつで感極まり涙を流し、「体力的に不安のある時期があった」と語りつつも、キャストと共に撮影を乗り越えたことを振り返りました。彼女は観客に向けて「夢を諦めないための励みになる映画」とコメントし、夢を諦めずに進むことの大切さを伝えました。沢村一樹が感動の場面で及川光博からハンカチを借りて鈴木に渡すなど、心温まる瞬間もありました。

映画「グランメゾン・パリ」の初日舞台あいさつで感極まる鈴木京香(撮影・菅敏)

木村拓哉(52)が30日、都内で、主演する映画「グランメゾン・パリ」初日舞台あいさつに出席した。19年放送のTBS系「グランメゾン東京」の続編となる映画版で、主人公尾花夏樹を演じている。木村の主演ドラマの映画化は15年「HERO」以来、約9年ぶり。鈴木京香(56)及川光博(55)沢村一樹(57)正門良規(28)塚原あゆ子監督と料理監修のシェフ小林圭氏(47)と登壇し、公開初日の喜びをかみしめた。

   ◇   ◇   ◇

鈴木は舞台あいさつで涙を流した。上映後の会場のファンに「みなさん、おなかは空いていませんか?」と問いかけた後「私事ではあるけど…」と切り出すと言葉を詰まらせ「体力的に不安のある時期があって」と絞り出した。「みなさんをはじめ、すてきなキャストに気を使ってもらいながら、撮影をすすめた映画だったので…」と目に涙をためながら振り返った。

さらに「皆さんも夢を諦めずに…」と再び言葉を詰まらせると「夢を諦めないために、何かつらいことがあったら見返してもらえるような映画になったんじゃないかと思っています」と言葉を紡いだ。

次のあいさつを指名された沢村は「ちょっと待って」と制すると、おもむろに及川に歩み寄り、胸のハンカチーフを抜き取り鈴木にそっと渡した。及川は「やろうと思ったのに」と悔しがっていた。

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