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元ソフトバンク守護神の馬原孝浩氏、息子・拓海の神宮デビュー見守る 現在はトレーナー業に励む


元ソフトバンクの守護神であり、歴代13位のプロ通算182セーブを誇る馬原孝浩氏が、6年生の息子拓海の神宮デビューを見守りました。ソフトバンクジュニアと広島ジュニアの準決勝で、拓海投手は1-1の緊迫した場面で登板し、0回1/3を無失点で抑える活躍を見せました。孝浩氏は、柔道整復師と鍼灸師の資格を持ち、現在福岡市内で整骨院を運営しながらアスリートをサポートしています。息子の野球を勧めることはなかったが、今年からマンツーマン指導を開始し、球速を119キロまで伸ばしました。試合後、親子は記念撮影を行い、29日の決勝戦へと期待を膨らませています。

広島ジュニア対ソフトバンクジュニア準決勝 元ソフトバンクの守護神で歴代13位のプロ通算182セーブを誇る馬原孝浩氏(43)(左)と2番手で登板し無失点で抑えた息子の拓海(撮影・佐瀬百合子)

<NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP:ソフトバンクジュニア1-1広島ジュニア>◇準決勝など◇28日◇神宮

元ソフトバンクの守護神で歴代13位のプロ通算182セーブを誇る馬原孝浩氏(43)が、わが子の神宮デビューを見守った。

息子の馬原拓海投手(6年)が1-1の6回2死走者なしから2番手で今大会初登板。先頭に四球を許したが、後続を二ゴロに打ち取って0回1/3を無失点で切り抜けた。

チームの保護者会代表として、初戦から応援席最前列で声援を送っていた孝浩氏は「ドキドキしかなかった。見てる方はしんどいですね」と、しびれる場面での登板を祈るように見守った。

柔道整復師、鍼灸(しんきゅう)師の資格を持つ孝浩氏は現在、福岡市内で整骨院を3店舗構えるなどトレーナー業を中心にアスリートのサポートに励む。

息子にあえて野球を勧めたことはなかったが、友人の影響で小4の夏から始めた。昨年まで九州アジアリーグの火の国サラマンダーズの監督を務め、じっくりと練習に付き合う時間はなかったが、やるからには全力で教える。今年からマンツーマンで指導を行い、チーム練習終わりの自宅ではシャドーピッチングから基礎をたたき込んだ。100キロ前後だった球速も半年で最速119キロまで伸び、「まだまだ伸びる」と期待を込める。

拓海投手は初日から応援に駆けつけた父へ「応援してくれてうれしい。仕事とか休んで来てくれたりするので」と温かいサポートに照れながら感謝。試合後には親子で記念撮影を行い、29日の決勝戦へ向けて備えた。

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