阪神が新たな育成外国人として、スタンリー・コンスエグラ外野手(24)と契約合意したと、嶌村聡球団本部長(57)が27日、明かした。この日、西宮市内の球団事務所で取材に対応。「12月のドミニカでのトライアウトで。8月はアルナエスという内野手をとったので、外野手に重きを置きながら、ピッチャーも踏まえていたのですが。スイングスピードが非常に早い、長打力というのが一番の魅力です」と獲得に至った経緯を説明した。
コンスエグラはドミニカ共和国出身で、190センチ93キロ、右打ちの外野手。18年にメッツ傘下でルーキーリーグデビュー。今年キャリア最高の2A昇格を果たしていた。
阪神は今年1月に、ドミニカ共和国で球団初となる大規模なトライアウトを行い、マルティネスとベタンセスの両右腕と育成契約を結んだ。また8月にパナマでトライアウトを行い、内野手のアルナエスを獲得。今回は12月にドミニカ共和国で2度目の実施となり、4人目の入団となった。