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【FC大阪】進まない花園第2G改修・寄付の協定を再締結 28年3月末までの寄付を目指す


FC大阪と東大阪市は、花園ラグビー場第2グラウンドのスタジアム寄付に関する協定を再度結びました。2019年に始まったこの計画は進展がなかったため、内容の見直しが行われた結果、FC大阪は新たなグラウンドを建設し、2028年3月末までに5000席のスタジアムを東大阪市に提供することになりました。東大阪市の市長やFC大阪の社長は、計画の遅れに関して謝罪と共に、今後の着工と完成に期待を寄せるコメントを発表しました。

※写真はイメージ

J3のFC大阪は23日、東大阪市と共同会見し、東大阪市花園ラグビー場第2グラウンドのスタジアム寄付に関する協定の再締結をしたと発表した。

今回の協定の元となっているのは、19年11月にFC大阪から東大阪市へ寄付の申し出により締結したもの。老朽化が進む花園第2グラウンドをFC大阪が改修した上で、東大阪市に寄贈することになっていたが、その計画が5年間進んでおらず、再度見直すこととなった。

今回の再締結内容は「FC大阪が第2グラウンドを新たに建設して東大阪市に寄贈」、「5000席の観客席(個席)、電光掲示板を有するスタジアムを28年3月末までに建設」となっている。

共同記者会見で東大阪市の野田義和市長は「この5年間、第2グラウンドの改修が止まった状態になっており、第1グラウンドとの格差が大きく、観客席も一部使われないという座席があるなどご迷惑をおかけしております。本日再協定、再締結いたしましたことで、止まっていたものが前進したと考えており、FC大阪には1日も早い工事着工を期待するとともに、スポーツのまちづくりの一つの拠点となる施設が完成することを楽しみにしているところでございます」とコメントを発表。FC大阪の近藤祐輔社長は、これまで改修が進まなかったことを謝罪した上で「今後は東大阪市様と連携を密にして、必ず第2グラウンドのスタジアムの寄付を進めてまいりますので、よろしくお願いいたします。誠心誠意進めてまいります」と計画の前進を誓った。

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