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中大ドラフト候補で新主将の繁永晟「来年は日本一を目標に。その先にドラフトが見える」宣言


中大(中央大学)の繁永晟内野手は、新主将として来年の優勝を目指す強い意志を持っています。今年は個人として首位打者のタイトルを手にし、日本代表にも選出されるなど飛躍の年であったが、チームとしては青山学院大学の優勝を目の前で2回も目撃し、悔しい思いを抱いています。新主将に任命された当初は「できません!」と断ったほど驚いた繁永ですが、清水達也監督のアドバイスを受け、プレーでチームを牽引するリーダーとなる決意を固めました。今後は気持ちを引き締め、チームの日本一目指し、その結果が将来的なドラフトにつながることを期待しています。

来年こそは優勝を、と意気込む、新主将に就任した中大・繁永(撮影・保坂淑子)

東都大学野球の中大は22日、東京・八王子市内の同大グラウンドで年内の活動を終え練習納めを行った。

今春、首位打者を獲得し、大学日本代表にも選ばれた繁永晟内野手(3年=大阪桐蔭)は「ずっと目標にしてた首位打者に大学日本代表と個人としてはいい年になりましたが、チームとしては青学大の胴上げを春、秋と2回も目の前で見ている。そこは悔しいですね」。脳裏に焼きつく青学大の優勝シーン。「来年は自分たちが」と闘争心を燃やす。

新チームからは主将も任され、チームを引っ張る存在にもなった。これまでの野球人生で初の経験で、任命された時は思わず「できません!」と断ってしまったほど。清水達也監督(60)に「プレーで引っ張る主将になれ」と背中を押され覚悟を決めた。「戦力では青学大に負けないと思っている。あとは気持ちの強さや、打つべき人が打つ。みんなで意識高くいきたい」と、気持ちを引き締めた。

日本一の先に見えるのは、ドラフトだ。「チームで日本一になりたい。そこを目標にすれば、結果ドラフトにつながると思っています」。主将として先頭を走り、日本一にドラフトと、最高の年にする。

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