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日大エース市川祐、主砲・谷端将伍のドラフト候補コンビがそろって「来年は優勝」練習納め


東都大学野球の日大は、来年のリーグ優勝を目指し、エース・市川祐投手と主砲・谷端将伍内野手に期待を寄せています。市川投手は最速152キロの右腕で、来年は最優秀防御率を目標に掲げており、トレーニングや食事の見直しに取り組んでいます。谷端内野手は、今季の悔しい思いを糧に、来年は本塁打10本を狙い、チームの勝利に貢献することを誓っています。日大は過去数年、あと一歩のところでリーグ優勝を逃しており、来年こその思いで打倒青学大を目指します。

チームの軸として来年期待の大きい(左から)日大の主砲、谷端と、エースの市川(撮影・保坂淑子)

来年こそ、リーグ優勝を手にする。東都大学野球の日大は22日、千葉・習志野市内の同大グラウンドで年内の活動を終えた。

片岡昭吾監督(46)は「来年優勝を目指す中で、勝ちきるには軸がしっかりしなくては」と、エースの最速152キロ右腕・市川祐投手(3年=関東第一)と、主砲で2季連続で首位打者を獲得した谷端将伍内野手(3年=星稜)の、ドラフト候補コンビをキーマンに挙げた。「エースの市川は先発完投で、負けない。谷端はチームの真ん中にいる選手。プレッシャーにも勝ってキーマンとなって力を発揮しすれば優勝はできる」と言い切った。

今春、最優秀投手に輝いた市川は「秋は調整がうまくいかず調子の波があった」と振り返る。リーグ戦終了後からは、トレーニングに食事面と1から見直し取り組む。片岡監督から「ドラフト1位を目指して何事も取り組め」と言われ、「来年は最優秀防御率を狙いたい」と目標を高く掲げた。

主砲の谷端は、チームとして優勝を逃した1年を「悔しい1年」と表現した。「僕が打てればチームは勝てる」とした上で、春秋で4割を超える好打率を残しながらも本塁打は春4本、秋2本に反省。「ほとんどが単打だったということ。調子が悪いときこそ、どう打つか。それがリーグ戦に出た。来年は本塁打10本を打ちたい」と力を込めた。

昨年からあと1歩で逃してきたリーグ優勝。「来年こそは」。チームの思いはひとつ。打倒青学大に燃える。

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