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ガッツ劇場!小笠原道大サヨナラ打「必死で打ちました。だって、1アウトからバントだよ?」


22日の立川×名球会ベースボールフェスティバルで、小笠原道大選手が試合を決するサヨナラ打を放ち、名球会チームを勝利に導いた。7回裏、二死二塁の場面で三塁線を破るヒットを放ち、二塁走者の熊代聖人が生還。小笠原選手はガッツポーズを見せ、チームメンバーと勝利を喜び合った。彼の活躍が評価され、1年分の立飛ビールが副賞として贈られた。また、試合前には名球会による野球教室も行われ、観客1万6532人が集まった。試合後、小笠原選手はプレーへの反省を述べつつも、野球の魅力を伝えることへの意欲を語った。

立川対名球会 7回裏、左翼線にサヨナラ打を放つ小笠原氏(撮影・河田真司)

<立川×名球会 ベースボールフェスティバル 立川オールスターズ-日本プロ野球名球会>◇22日◇ベルーナドーム

ガッツ劇場だ!日本プロ野球名球会の小笠原道大内野手(51)がサヨナラ打を放って勝利を決めた。

MVPに輝き、立飛ビール1年分の副賞をゲットした。

2-2で迎えた最終7回2死二塁、カウント1-1からの直球を捉え、三塁線を破った。二塁走者の熊代聖人西武2軍外野守備・走塁コーチが生還し、サヨナラ勝ち。小笠原は一塁ベース付近でガッツポーズ。ベンチから飛び出してきた名球会メンバーと、輪になって喜んだ。「必死で打ちました。なんとか食らいつきました。だって、1アウトから(前打者の荒木が)バントだよ? 最後に最高の形になってよかったです」と笑顔で話した。

一塁に入っていた7回表の守備で、2死からゴロを捕れず右前打を許していた。自らのプレーで2死満塁のピンチを招き、失点にはつながらなかったものの「劇場でしょう。(自分の守備で)勝手にピンチをつくったので」と苦笑いで振り返った。

試合前には名球会による野球教室も行われるなど、観客1万6532人が集まった。「(球場が)盛り上がったので、それが一番ですね。野球のよさをいろんな方にもっともっと知っていただいて、野球にのめりこんでもらえるように自分も力になりたいと思っています」と話した。

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