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【C大阪】J2仙台中島元彦3年ぶり復帰を正式発表「成長した姿を見せるために帰ってきました」


セレッソ大阪は、ベガルタ仙台に期限付き移籍していたFW中島元彦の復帰を正式に発表しました。中島はセレッソ大阪の下部組織出身で、プロ入り後、複数のクラブで経験を積んできました。仙台では13ゴールを挙げ、J2優秀選手賞を受賞するなど大きな成果を上げました。新たに就任するアーサー・パパス監督のもと、さらに成長を遂げることを期待されています。彼はC大阪でのタイトル獲得に貢献することを目指し、クラブとそのサポート者への恩返しの意志を語りました。

中島元彦(2024年4月3日撮影)

セレッソ大阪は21日、J2ベガルタ仙台に期限付き移籍していたFW中島元彦(25)が来季、復帰することを正式発表した。

22年3月以来、約3年ぶりの復帰となる。

クラブを通じて「C大阪に復帰することを決めました。ハナサカクラブ(C大阪の育成組織をサポートするために設立された個人協賛会)に恩返しするため、成長した姿を見せるために帰ってきました。チームを離れたレジェンドの方々の意思も背負って、タイトルを取れるように頑張ります」とコメントした。

C大阪下部組織出身の中島はプロ7年目の今季、J2仙台をJ1昇格プレーオフで決勝進出に導いた立役者。初の年間2桁得点となる13ゴールを記録し、J2優秀選手賞を受賞、選手投票によるJPFA(日本プロサッカー選手会)アワードでベストイレブンに選出されるほどの活躍だった。

C大阪が中島を呼び戻すのは既定路線で、早い段階で復帰を要請。ただ、来季の監督人事が決まらず、中島本人の返答は保留の状態が続いていた。

迎えた今月17日、オーストラリア人のアーサー・パパス新監督(44)の来季就任が発表となり、最終的にC大阪復帰を決断した。残留を要請してくれ、C大阪と変わらないほどの愛着が生まれた仙台へは、心から感謝している。

J2で成長した中島は、J1ではC大阪に在籍した21年の12試合2得点しか実績がない。来季はパパス新監督の下、開幕からレギュラーをつかんで、さらなる飛躍の1年にしたい。

◆中島元彦(なかじま・もとひこ)1999年(平11)4月18日、大阪市生まれ。C大阪U-18(ユース)から18年プロ契約。20年途中で当時J2の新潟へ期限付き移籍、21年C大阪復帰し、22年4月にJ2仙台へ期限付き移籍。本職はFW、MFなど攻撃的な位置だがボランチも可能。両足でのFKも武器。J1通算12試合2得点、J2通算138試合28得点、J3通算78試合19得点。171センチ、71キロ。愛称「もっくん」。

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