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【巨人】高橋礼「勝ち方を知ってる」”相棒”甲斐拓也と二人三脚で巻き返しへ 19年12勝で新人王


巨人の高橋礼投手が、ソフトバンクからの移籍選手甲斐とのバッテリー復活を喜んでいる。高橋は甲斐を「信頼できるキャッチャー」と評価し、再び強力なパートナーシップを形成することに期待を寄せている。高橋はプロ通算43試合で先発し、そのうち33試合で甲斐とバッテリーを組み、13勝という成績を残している。特に2019年には甲斐とのコンビで12勝を挙げ、新人王にも輝いた。この経験を引き継ぎ、セ・リーグ移籍後も好調を維持したい考えだ。今年の成績は満足いくものではなかったが、来季に向けて甲斐との再コンビでの巻き返しを図っている。

自主トレを行い、キャッチボールで汗を流す巨人泉(左)と高橋礼(撮影・水谷京裕)

巨人高橋礼投手(29)が“相棒”とともに輝きを取り戻す。川崎市・ジャイアンツ球場でキャッチボールなどで汗を流した。ソフトバンクからのFA移籍が決まった甲斐について「他のキャッチャーとは違った信頼みたいなものがある。そこはもう本当にいろんな話をして、自分のよりよいピッチングにつなげていけたら」と加入を喜んだ。

プロ通算43試合に先発してきたサブマリン。甲斐とは8割近くにも及ぶ33試合でバッテリーを組み、13勝を積み重ねた。18年から23年までの6年間、一緒にプレーしてきた先輩に「勝ち方を知ってるキャッチャー。けがもしないし、肩も強い」と敬意を表する。

追い求めるのは12勝を挙げ、新人王にも輝いた19年のときのような姿。全23試合で甲斐とコンビを組んで飛躍を遂げた。同年は交流戦でも3試合に先発して2勝。「一番良かった時に受けてもらってたキャッチャーですし。リーグが変わってもできるのはすごくプラスだと思います」と、セ・リーグでのコンビ復活に胸を高鳴らせた。

移籍1年目の今季は開幕ローテに入るも、2勝2敗、防御率3・66に終わった。巻き返しを図る来季に向けて「(自分の)球種や球筋が変わってきてるので、その辺も見ながら一緒にやりたい」。二人三脚で歩みを進める。【水谷京裕】

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