「怪物」ロナウド氏、ブラジル連盟会長選への立候補を表明「代表の威信と威厳を取り戻す」

2002年日韓W杯では個性的な髪型でも話題になったロナウド（2002年06月26日撮影）

元ブラジル代表の「怪物」ストライカー、ロナウドさん（48）がブラジルサッカー連盟（CBF）の会長選への出馬を表明した。

ブラジルの大手メディア「グロボ・エスポルテ」に対し、「何十年もの間、ブラジルサッカーは国民が日々の問題に直面した時の逃げ道だった。ブラジル国民にとっての燃料だったが、今日、代表に対する感心はまったくなくなってしまっている。私がCBFの会長選に立候補する動機は、代表チームが常に持っていた、威信と尊厳を取り戻すこと」と強い意欲を明かしている。

エドナルド・ロドリゲス会長の任期は26年3月まで。その前の12カ月の間に会長選挙は行われる。

ロナウドは1994年と2002年にワールドカップ（W杯）優勝に輝いており、圧倒的な突破力と得点力を誇った。ただ、「王国」と呼ばれるブラジル代表だが、その02年を最後にW杯優勝は手にしていない。