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【選手会】夏場の屋外デーゲーム回避期間の統一を要望 会沢翼会長「8時以降まで暑かった」


広島カープの会沢翼選手会長が出席した日本プロ野球選手会とNPBの事務折衝で、選手会は猛暑を理由に屋外球場でデーゲームを行わない期間を統一するよう要望しました。選手からの意見を反映し、特に暑い夏場には選手の負担が大きいことが指摘されました。現在この期間は明確に定められていないものの、実際に8月にはデーゲームが行われていないことが多い状況ですが、7月初旬や9月にも行われることがあります。これに対してNPB側は要望を検討すると回答。会沢会長はナイター開始時間の調整も含め、選手の意見を反映して今後も交渉を続ける意向を示しました。

広島会沢翼(2024年12月9日撮影)

日本プロ野球選手会と日本野球機構(NPB)による事務折衝が17日、都内で行われた。今回は選手会の会沢翼会長(36=広島)も出席した。

球界全体のことについて話し合う中で、会沢会長は夏場は屋外球場でデーゲームを行わない期間を12球団で統一するよう要望した。「やってる立場からの意見は話させていただきました。今年、本当に猛暑で、各球団(の選手から)そういう意見、言葉が出てたので、12球団として、統一じゃないですけど、いろいろと考えてくれないかと」。

屋外デーゲームを行わない期間について、明文化はされていない。現状、8月には行われていないが、球場によっては7月前半や9月前半に行われるケースがある。

選手会の要望に、NPB側も検討していくとの回答だったという。「日程の問題もあるので、なかなか難しいとは思うんですけれども。僕自身の率直な感想と、みんなからの意見というところで、交渉は続けていくのかなという風には思います」と進展に期待した。

会沢会長は「今年、猛暑だったじゃないですか。湿度もちょっと高かった。だから、ナイターであっても僕の感覚というか、8時以降まで暑かった。これはピッチャー大変だなと思って。キャッチャーも大変ですし、防具つけてるの」と実感も披露。また、この日は、ナイターの夜7時開始案は出なかったが「今後そういう意見が出るのであれば、選手から出るのであれば、交渉はしていくつもりです」と話した。

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