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【解説】甲斐拓也の加入が巨人に与えるものとは 大城、岸田、山瀬らは…


読売ジャイアンツ(巨人)は、ソフトバンクからキャッチャーの甲斐拓也選手(32)を加入させ、大幅なバッテリー強化を図る。甲斐選手は通算1023試合以上に出場しており、その多くをキャッチャーとして務めた高い経験を持つ。監督の阿部慎之助が掲げる「守りの野球」には不可欠な存在であり、絶対的な司令塔としてチームに安心感をもたらすことを期待されている。また、甲斐選手は現役捕手として8年連続で100試合以上に出場している。彼の加入は定位置争いを激化させ、大城卓三や岸田行倫などの選手のさらなるレベルアップも促すことが予想される。甲斐選手は監督の背番号10を継承する見込みで、彼の加入で巨人の戦力は大いに上昇することが期待されている。

甲斐拓也(2024年11月撮影)

巨人はソフトバンク甲斐拓也捕手(32)が加入することで、これ以上ないバッテリー強化につながる。通算1023試合に出場し、そのほとんどが捕手として扇の要に座っている経験値の高さは、球界でも屈指。巨人で出場1000試合以上の捕手は、監督の阿部慎之助までさかのぼる。

阿部監督が掲げる「守りの野球」において、必要不可欠な存在であることは間違いない。同監督が「うちには絶対的な司令塔がほしい。絶対的な司令塔がいればチームにとってとてつもない安心感がある」と今月5日には直接出馬で、その熱意を伝えた。守り勝つ野球を掲げる中、経験値だけでなく、現役捕手では唯一となる「8年連続100試合以上出場」を続けている“働き盛り”というタイミングも大きい。

チーム内の定位置争いは激しくなるのは間違いないが“すみ分け”も進むことになりそうだ。甲斐と同学年の大城卓三(31)は、今季コンバートされた一塁出場が可能。チーム最多出場捕手で、今季12球団トップの盗塁阻止率4割7分5厘をマークした岸田行倫(28)は、競争力がある環境に身を置くことでさらなるレベルアップができる。今オフも甲斐に弟子入りして自主トレを行う山瀬慎之助(23)には、最高のお手本になる。背番号は阿部監督の背番号10の見込み。甲斐の加入によって、チームの戦力は格段と増すことになる。

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