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【ソフトバンク】甲斐流出は大きな痛手も…海野、谷川原ら若手捕手にチャンスとなるか


ソフトバンクの甲斐拓也捕手が国内フリーエージェント(FA)権を行使し、巨人へ移籍することが明らかになった。代理人を通じて球団に意思を伝えた。甲斐は2017年からレギュラーとして8年連続で100試合以上に出場し、今季も119試合という活躍を見せた。ブロッキング技術と「甲斐キャノン」と称される強肩を武器に、ゴールデングラブ賞を7度受賞している。彼の流出はホークスにとって大きな痛手だが、若手捕手たちにとってはチャンスでもある。26歳の海野隆司や27歳の谷川原健太が2番手としての存在感を示し、今後のホークスの正捕手争いが激化することが予想される。今季からキャッチャーを本職とする谷川原は2軍戦で経験を積んでおり、チームには他にも経験豊富な嶺井博希や長打力のある渡辺陸などの若手が控えている。

甲斐拓也(2024年11月撮影)

ソフトバンクから国内フリーエージェント(FA)権を行使していた甲斐拓也捕手(32)が巨人へ移籍することが17日、分かった。代理人の酒井辰馬弁護士がみずほペイペイドームを訪れ、球団に移籍の意思を伝えた。

甲斐はレギュラーに定着した17年から8年連続で100試合以上に出場し、今季も119試合。球界屈指のブロッキングに加え、「甲斐キャノン」と呼ばれる強肩でゴールデングラブ賞に7度輝き、長年のホークスを支え続けた。

14年在籍した甲斐の流出はチームにとって痛手ながら、若手捕手にとってはチャンスとも言える。海野隆司捕手(27)は今季自己最多の51試合に出場するなど2番手捕手として存在感を示した。今季から捕手一本の谷川原健太捕手(27)は4試合にとどまったが、2軍戦では74試合に出場するなど経験を積んだ。チーム最年長捕手で、経験豊富な嶺井博希捕手(33)、長打力が持ち味の渡辺陸捕手(24)と若手を中心に激しい正捕手争いになりそうだ。

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