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【中日】ドラ1金丸夢斗、憧れカブス今永への弟子入り現実味 岡野スカウトがキューピッド役快諾


中日のドラフト1位である金丸夢斗投手が憧れのメジャーリーグ・シカゴカブスの今永昇太選手とのつながりを得た。彼はかねてから今永選手の技術だけでなく、日常生活や食生活にも興味を持っており、これからのプロ生活に生かす考えだ。中日のスカウトである岡野祐一郎が、今永選手と自主トレを行った経験を持ち、現在も連絡を取り合っているため、金丸投手をつなぐ役割を果たすことができると約束した。金丸投手は来年の自主トレに参加する意欲を示している。ナゴヤ球場での施設見学も行い、プロ入りの自覚を新たにしている。彼の背番号「21」は今永選手の影響を受けているものである。

新入団選手歓迎会で新人王と色紙に記した中日金丸(撮影・森本幸一)

中日のドラフト1位、関大・金丸夢斗投手(21)の憧れるカブス今永への弟子入りが現実味を帯びた。ドラフト新人8人は15日、ナゴヤ球場などで施設見学。金丸らは来月入寮する「昇竜館」などを観覧し、プロへの自覚をかみしめた。

金丸にはさらに朗報が待っていた。「ずっと参考にしてきた」憧れの大リーグ、カブス今永とのパイプを持つ人物が中日にいた。23年まで中日で選手として活躍した岡野祐一郎スカウトだ。現役時代に2年間、今永とともに自主トレを行い23年に現役を引退。現在も連絡を取り合う同スカウトは、「僕にできることなら、やりますよ」と、金丸と今永のキューピッド役を快諾した。

金丸も目を輝かせた。「野球の技術はすごいことは分かってるので、どんな食べ物とか生活とか、そういう野球以外の面を中心に聞きたいです。野球のことも聞きたいですけど、どんな生活をしてるかっていうのが一番聞きたいです」。

背番号「21」は、今永のDeNA時代の背番号にあやかった。来年オフの自主トレ入門にも「もちろんそれも。はい、あります」と前のめり。最速154キロ左腕ルーキーにとって、最良の1日になった。【伊東大介】

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