先輩と共闘だ! 阪神佐藤輝明内野手(25)が12日、9日の現役ドラフトで巨人からの移籍が決まった畠世周投手(30)を歓迎した。同じ近大出身の右腕の新加入に「一緒にやれるのはうれしい」と喜んだ。
直接対決は21、22年に計10試合あり、通算で打率2割6分7厘と、お互いに好相性とは言いにくい結果。1本塁打を放っているが、16打席で4三振を喫した。今季まで対戦相手だった先輩だが「一緒に頑張りたい」と共闘を誓った。畠の古巣・巨人からの王座奪回がかかる来季に向けより一層闘志を燃やした。
畠がNPB入りしたタイミングで佐藤輝が入学。4学年上の先輩で大学時代の在籍期間は重なっていないが、もちろん交流はある。性格については「優しいですね」と話し「決まった時も電話をもらいました。よろしくお願いしますという感じで言いました」とすぐに連絡を取ったことも明かした。
近大出身選手の阪神移籍は16年オフの糸井嘉男スペシャルアンバサダー以来。西日本最大級の大学出身の虎戦士が力を合わせ、来季の優勝、日本一を目指す。【塚本光】