ヤンキースが、ブレーブスからFAになった先発左腕マックス・フリード投手(30)と8年総額2億1800万ドル(約327億円)で合意した。10日(日本時間11日)、MLB公式サイトなどが伝えた。契約総額では山本由伸、ゲリット・コール、ステーィブン・ストラスバーグに続き投手史上4番目。左腕では史上最高額となる。米メディアによると後払いはなく、オプトアウト権は付かない。全球団に対するトレード拒否権は含まれるという。
フリードは12年にドラフト1巡目(全体7位)でパドレスから指名され契約。14年オフにトレードでブレーブスに移籍し、17年にデビューした。19年に自己最多17勝を記録。21年には14勝を挙げ、ワールドシリーズ制覇に貢献した。今季は29試合で11勝10敗、防御率3・25を記録。2年ぶり2度目のオールスター選出を果たし、今オフのトップFA投手の1人だった。メジャー通算168試合で73勝36敗、防御率3・07。