出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する現役ドラフトが9日に行われ、DeNA上茶谷大河投手(28)のソフトバンク移籍にSNS上で衝撃が走った。
上茶谷は東洋大から18年ドラフト1位で入団。6年目の今季は6月の左足首捻挫もあり、中継ぎで18試合の登板に終わった。CSファーストステージでも登板したが、同ファイナルステージ2戦目を前に出場選手登録を抹消。11月1日に契約更改交渉に臨み、1200万円減の3900万円でサインしていた。(金額は推定)
今オフはメキシコでのウインターリーグに参加しており、7日(日本時間8日)には先発で6回2/3を2失点、7奪三振の好投を見せていた。
ルーキーイヤーには先発で7勝をマークしたが、23年から中継ぎに転向。同年は46試合に登板した。バッターボックスなどで見せるクオリティーの高いモノマネなど、陽気な性格でファンからも愛された。
SNS上では人気者の移籍に「なんと…」「想像してなかった」「つらすぎ」などの声が相次いだ。