楽天は8日、米国出身のスペンサー・ハワード投手(28)と契約合意したと発表した。190センチ、95キロの大型右腕で、6日に獲得が発表された前ヤクルトのミゲル・ヤフーレ投手(26)に次ぐ先発候補の補強となる。
前所属はガーディアンズで、ジャイアンツ、レンジャーズ、フィリーズでもプレー。メジャー通算47試合で4勝13敗、防御率7・00。
ハワードは球団を通じて「このたび楽天イーグルスでのキャリアをスタートできることになり、とてもエキサイトな気分です。チームの仲間たちと一緒に、ファンの皆さまへチャンピオンを届けられるよう頑張ります。日本のフィールドに立ち、新しいチームメートと会い、そして何より温かいと聞いている東北のファンの皆さまのために投げるのが今から待ちきれません」と意気込んだ。
石井一久シニアディレクター(51)は「ハワードについてですが、ヤフーレとともに先発ローテーションの強化を目的としてオファーしました。特に、ハワードはK%が高く、ヤフーレとは異なるタイプの選手です。2人がそれぞれの持ち味を生かし、キャリアで良いシーズンを築いてくれることを期待しております」とコメントした。