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【巨人】岡本和真、来季も複数ポジション挑む「ファーストもいい。サードもたまに守ると楽しい」


巨人の岡本和真選手は、今季は一塁、三塁、左翼の複数ポジションで活躍し、来季もマルチに守備を続ける意欲を示しています。彼は21日に都内で行われたトークショーで「ファーストもサードも半分ずつ守りたい」と述べ、左翼としても準備を進める考えを示しました。新たに加入する外国人選手トレー・キャベッジや、ソフトバンクからFAで獲得した甲斐の存在により、一塁に大城卓を置く陣形も可能です。岡本は、多様なポジションでのプレーがチームに幅を持たせ、競争力を高めると期待しています。また、新戦力の加入による競争が、連覇へ向けた追い風になると語り、移籍組とともに強いチームを作ることを目指しています。

自身のグラブを手にトークをする巨人岡本和(撮影・上田悠太)

巨人岡本和真内野手(28)が、来季もマルチに守備を全うする。21日、都内のアルペントーキョーでローリングス社のグラブ担当者とトークショーを開催。今季は一塁100試合、三塁28試合、左翼15試合と3ポジションでスタメン出場した。来季に向け「ファーストもいい。サードもたまに守ると楽しい。どっちも半分半分ぐらいでやりたい」。また左翼起用のオプションも想定し、「今年はキャンプはやってなかったので、来年のキャンプではしっかり」と備えていく。

主砲のユーティリティー性は、起用の幅を広げる。新外国人トレー・キャベッジ外野手(27=パイレーツFA)は一塁での起用がメインになる見込み。FAでソフトバンクから甲斐の獲得もあり、一塁に大城卓を置く布陣も組める。岡本和は「全部練習し、言われたところでやりたい。最低限のことができるように」と重ねた。

元中日マルティネス、発表間近の元楽天田中将ら、新戦力がもたらす競争力は連覇への追い風となる。「チームが毎年、いい選手を求めるっていうのは普通のこと。入ってきた人たちと一緒に強いチームを作れるように」。生え抜きも移籍組も融合し、勝つ集団とする。集まった経歴さまざまな男たちの中心で、日本一に向かう。【上田悠太】

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