セレッソ大阪は21日、既に契約満了で今季限りでの退団が決まっていた元日本代表MF清武弘嗣(35)が、来季はJ2大分トリニータに完全移籍することを正式に発表した。
清武は大分の下部組織出身で、09年まで2年間は大分でプロ生活を送り、16年ぶりの古巣復帰となる。
10年からC大阪では欧州移籍をはさみ、計10年も在籍した清武は、17年のクラブ初タイトルとなるルヴァン杯と天皇杯の2冠獲得に貢献。クラブのレジェンドとして活躍を続け、今夏からサガン鳥栖へ期限付き移籍していた。
◆清武弘嗣(きよたけ・ひろし)1989年(平元)11月12日、大分市生まれ。大分の下部組織から08年にトップ昇格を果たし、10年C大阪へ完全移籍。12年7月にニュルンベルク、14年7月ハノーバー、16年6月セビリアへの移籍を経て、17年2月にC大阪復帰。12年ロンドン五輪、14年W杯ブラジル大会日本代表で、国際Aマッチ通算43試合5得点。J1通算269試合41得点。172センチ、66キロ。