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【西武】甲斐野央500万ダウンの3500万円でサイン「日本人最速目指して」守護神の座を狙う


西武の甲斐野央投手(28)が埼玉・所沢の球団事務所で契約更改を行い、今季年俸4000万円から500万円ダウンの3500万円でサインしました。甲斐野はソフトバンクからのFA移籍で、西武のセットアッパーとして期待されていましたが、右肘の違和感によりシーズン途中で登録抹消され、今季はわずか19試合の登板にとどまりました。彼は今季の成績に対し「フィジカルの弱さが目立ってしまった」と反省し、来季は守護神の座を目指すと意欲を示しています。甲斐野は、9月に古巣ソフトバンク戦で160キロの剛速球を披露しており、「日本人最速を目指したい」と抱負を語りました。

埼玉県所沢市内の球団事務所で契約更改に挑んだ西武・甲斐野(撮影・佐瀬百合子)

西武の甲斐野央投手(28)が26日、埼玉・所沢の球団事務所で契約更改を行った。今季年俸4000万円から500万ダウンの3500万円でサイン。「期待していただいた中で、本当になにをしているんだろうという気持ち」と唇をかんだ。

今年1月にソフトバンクにFA加入した山川の人的補償として西武へ移籍。

セットアッパーとして期待された最速160キロ右腕は、開幕1軍スタートも4月中旬に右肘の違和感で登録抹消。今季は19試合で0勝2敗、11ホールド、防御率2・95の成績で自己最少の登板数にとどまった。「本当にフィジカルの弱さが目立ってしまった。改善しなきゃいけない」と来季は守護神の座を狙い、フル回転の活躍を誓った。

終始悔しい表情を見せた右腕だったが、9月6日の古巣ソフトバンク戦では自己最速タイの160キロをマーク。「スピードはあればあるほど打者は嫌なのかなと思いますし、日本人最速は目指していきたい」と持ち味の剛速球に磨きをかける。(金額は推定)

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