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ドジャースが23年サイ・ヤング賞左腕スネルと接触 米メディア「魅力的な選択肢になるだろう」


ジャイアンツとの契約を終えたブレーク・スネル投手が、ドジャースと面談を行ったことが報じられました。スネルは2023年シーズンにパドレスで14勝、防御率2.25を記録し、2度目のサイ・ヤング賞を受賞しています。今オフ、スネルはトップクラスのFA投手として注目されており、レッドソックスやブルージェイズとも接触しています。シアトル出身のスネルにとって、ドジャースは西海岸に残るための魅力的な選択肢でもあります。ドジャースの先発陣はFA選手や健康面の不安があり、スネルのような実力者の補強が考えられています。

ジャイアンツ時代のブレーク・スネル(2024年7月22日撮影)

ジャイアンツからFAとなった先発左腕ブレーク・スネル投手(31)が、ドジャースと面談を行ったと21日(日本時間22日)、米メディア「アスレチック」が報じた。

スネルは昨季パドレスで14勝9敗、防御率2・25を記録し、最優秀防御率のタイトルとレイズ時代の18年に続き自身2度目のサイ・ヤング賞を受賞。今季は20試合の登板にとどまったが、5勝3敗、防御率3・12をマーク。今月1日に来季の契約オプションを破棄しFAとなった。今オフではトップクラスのFA投手で、MLB公式サイトのFAランキングでは1位のフアン・ソト外野手(ヤンキースFA)、2位コービン・バーンズ投手(オリオールズ)、3位ロッテ佐々木朗希投手に次ぐ4位に位置付けられている。

同メディアはスネルの交渉状況について「関係者によると、ここ数日間でレッドソックス、ドジャースと接触した。オリオールズ、ブルージェイズとは今後、もしくはすでに面談した可能性がある」とリポート。ドジャースが獲得する可能性には「シアトル出身のスネルが西海岸に残りたいのであれば、ドジャースも魅力的な選択肢になるだろう。11年にレイズがスネルを全体52位で指名したとき、ドジャースのフリードマン編成本部長はレイズを(GMとして)率いていた。ドジャースは、スネルがジャイアンツと契約する前に獲得に乗り出し、トレード期限にも興味を示した」と、これまでも獲得を目指していたことを指摘している。

ドジャースの先発陣はウォーカー・ビューラーとジャック・フラーティがFAとなり、去就が不明。来季は大谷翔平が投手復帰し、山本由伸、タイラー・グラスノーとともに3本柱を担う見込みだが、大谷は手術明けで、山本とグラスノーも今季故障で離脱しており、健康面が懸念されている。他にも来季復帰予定のトニー・ゴンソリンとダスティン・メイ、今季苦戦したボビー・ミラー、再契約が見込まれるクレイトン・カーショーらがいるが、今季も離脱者が相次ぎ、規定到達0に終わった先発陣の補強を目指すとみられる。

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