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【阪神】3年目で初実戦登板の伊藤稜は現状維持で更改「本当に勝負の年。何が何でも頑張る」


阪神タイガースに育成選手として所属する伊藤稜投手が、契約更改で年俸300万円を現状維持で更新しました。伊藤投手はプロ入りから左肩痛に悩まされ、今年7月にはプロ入り後初の実戦登板を果たしましたが、ウエスタン・リーグでは7試合の登板で1勝もあげられず、防御率20.25という結果に終わりました。伊藤選手は、実戦を通じて自らの課題を把握し、「試合で投げることで見えてくる課題をしっかり克服したい」と語っています。来季に向けては「勝負の年」と位置づけ、支配下登録を目指し、一軍での登板を目標に鍛錬を続ける決意を示しています。

契約更改を終え取材を受ける伊藤(撮影・加藤哉)

阪神育成3年目の伊藤稜投手(25)が18日、兵庫・西宮市内の球団施設で契約更改交渉を行い、現状維持の300万円でサインした。

入団直後から左肩痛に苦しみ、今年7月の日本生命とのプロアマ交流戦でプロ入り後初の実戦初登板を果たした。ウエスタン・リーグでは7試合に登板し、0勝1敗、防御率20・25に終わった。

「投げられてない時はトレーニングのフィードバックがなかなかない状態だったので、何がいいのかなっていうのがわからずというか、それを続けるしかなかったっていうのはあった」。3年目で初めて投げて反省する実感を味わい「試合で投げていく上で球の強さだったり、課題がたくさん出てきた。投げてるからこそ、その課題が出てくるんで」と振り返った。

来季に向けては「本当に勝負の年なので。何がなんでもっていう感じで頑張ろうと思いました。支配下になって1軍で投げられるようにっていう目標でやっていきます」と力を込めた。(金額は推定)

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