<ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12:侍ジャパン-台湾>◇16日◇台北ドーム
6回2死一、二塁、台湾の代打に吉力吉撈鞏冠内野手(30)が登場した。
テレビ中継で表記された読み方は、まるで早口言葉のような「キチリキキチロウ・キョウカン」。現地の読みに近いのは「ジリジラオ・ゴングァン」、媒体によっては「ギリュギリャウ・クンクアン」としているものもあった。
「鞏冠」が姓で「吉力吉撈」が名。台湾の先住民族パイワン族の出身で、台湾リーグでは22、23年と2年連続で本塁打王に輝いている強打者だ。日本人には複雑に聞こえる名前に、SNS上では「強そう!言えたらうれしい」や「北斗の拳に出てきそう」など盛り上がりをみせ、X(旧ツイッター)では「キチリキキチロウキョウカン」が日本でトレンド入りした。