三代目J SOUL BROTHERSが16日、みずほPayPayドーム福岡で4大ドームツアー「三代目J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2024”ECHOES OF DUALITY”」初日公演を開催した。
グループ10度目の全国ツアーで、ドームツアーは7度目。13日にリリースした6年ぶりの新アルバム「ECHOES of DUALITY」を引っさげ、福岡、名古屋、東京、大阪で計9公演を開催する。
絶え間なくド派手な演出が繰り広げられた。横70メートル、縦15メートルの超巨大スクリーンを背に、銀色の衣装をまとった7人が登場。ステージ中から火柱が上がる中「DEVELOP」でツアーをスタートさせ、いきなり熱狂の渦を巻き起こした。
新たなコンセプトを掲げて挑むツアーだ。今年に入りアルバムや映像のクリエーターを一新。超巨大スクリーンだけでなく、従来のセンターステージからエンドステージにするなど、セットにも変化を加えた。
〓(ストローク付きO)MI(37)は「センターだと360度に向くので、全員が一面にそろうことは少ない。コンセプチュアルなステージなので、グループのパワーを一方向に向けられるようにした」と説明。今市隆二(38)も「世界規模のセットを取り入れさせていただいている。映像とのリンクだったりと、ステージに世界観とストーリー性を持たせた」と語った。
その後もアルバム収録曲10曲を中心に「Eeny,meeny,miny,moe!」R&Bアレンジを加えた「R.Y.U.S.E.I.」「O.R.I.O.N.」など全26曲を披露。最後はメンバー全員がゴンドラから落下する演出で締めくくった。
アンコールなしの異例の構成で、3万5000人のファンから「え~?」と驚きの声が上がった。それでも、超巨大スクリーンに「See You NEXT YEAR 2025」と残し、今後への期待感を抱かせた。