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【阪神】大山悠輔のFA権行使を正式発表 15日交渉解禁「野球人生のすごく大きな決断」


阪神タイガースの大山悠輔内野手が、国内FA権の行使を決定しました。チームを通じて大山は「他球団からの評価を聞く機会を得られる」とコメントし、慎重に考慮したいと述べました。大山は白鴎大からドラフト1位で阪神に入団してから8年目に突入し、右の強打者としてチームの中心的存在でした。昨シーズンは全試合で4番として出場し、リーグ優勝に貢献。今季も4番として主力打線を支え、得点圏打率はチームトップの3割5分4厘を記録しました。堅実な守備と献身的なプレーで知られる大山は、Aランク選手として他球団からの注目を集める見込みです。

23年日本シリーズ第4戦でサヨナラ打を放った阪神大山悠輔

阪神は13日、大山悠輔内野手(29)から国内FA権の申請書類を受け付けたことを正式に発表した。

FA宣言選手は14日に公示され、15日から全球団との交渉が解禁される。

大山は球団を通じて「プロ野球選手として初めて他球団からの評価を聞く機会を得られましたので、FA権を行使させていただくことにしました。野球人生において、すごく大きな決断のタイミングだと思うので、慎重に時間をかけて考えさせていただきたいと思います」とコメントした。

白鴎大からドラフト1位で入団して8年目。右の強打者としてチームを背負ってきた。昨年は初めて全試合に4番で先発。最高出塁率のタイトルを獲得して、リーグ優勝に大きく貢献した。今季も不振に苦しみながら主に4番として打線の中心に座った。得点圏打率3割5分4厘はチームトップだった。

堅実な一塁守備、チームへの献身的な貢献にも定評があり、他球団が獲得に乗り出すことは確実。今季の推定年俸は2億8000万円。チーム3位以内のため、移籍先への補償が生じるAランクになるとみられる。

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