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久保建英、バルサ戦マッチMVP!右からカットインし強烈なシュート、ハードワークで守備も貢献


スペインリーグの第13節で、レアル・ソシエダの久保建英がバルセロナ戦での勝利に貢献し、マッチMVPに選ばれました。久保は今季3度目のMVP選出で、攻撃の起点となり、自らゴールを狙いつつ、守備でもハードワークを見せました。試合では定位置の4-3-3の右ウイングで主にプレーし、特に前半20分と30分には素晴らしいチャンスを演出しました。後半も右サイドで積極的にプレーし、1点リードを守るための重要な役割を担いましたが、得点には至りませんでした。それでも、久保は試合を通じて存在感を示し続け、日本代表としての評価をさらに高めています。

久保建英(右)先制点を喜ぶチーム同僚の輪に加わった(AP)

<スペインリーグ:Rソシエダード1-0バルセロナ>◇10日◇第13節◇レアレ・アレーナ

【サンセバスチャン(スペイン)=高橋智行通信員】日本代表MF久保建英(23)が、バルセロナ戦のマッチMVPに選出された。今季3度目。試合を通じて攻撃の起点となって自らゴールも狙い、守備ではハードワークして勝利に大きく貢献。そのパフォーマンスが高く評価された。

久保は3日前のビクトリア・プルゼニ戦で記念すべきRソシエダードでの公式戦100出場を達成した久保は、公式戦3試合連続で先発出場。定位置の4-3-3の右ウイングでプレーした。

立ち上がり相手にボールを支配される中、右サイドに大きく開いてバルデやイニゴ・マルティネスと対峙しながら攻撃の機会を窺い、守備では前線からプレスをかけていった。

その後、徐々にチームが流れを取り戻し、前半20分に右サイドを突破して右足でクロスを上げるが、惜しくも味方にうまく合わない。続く30分、またもや右サイドで個人技を発揮。カットインしながらバルデとペドリをかわし、ペナルティーエリア内から強烈なシュートを打つが、イニャキ・ペーニャの正面を突いた。

さらに前半終了間際にカウンターに起点となり、久保のパスを受けたベッカーが正確なクロスをゴール前に送るが、オヤルサバルがシュートを失敗した。

後半も右サイドでプレーし、前半同様にカウンターを狙うが、1点を追うバルセロナの反撃を受けたため、守備に追われる時間が長くなった。そんな中、28分にCKをダイレクトで合わせたが、レバンドフスキに阻止された。

久保は最後までピッチに立ち続け、ゴールこそならなかったが、90分を通して存在感を発揮した。

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