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【ACL2】広島無傷4連勝で1次リーグ突破決める 途中出場から約50秒後に加藤陸次樹が決勝ヘッド


サンフレッチェ広島はアジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2)東地区1次リーグE組で、シドニーFCに勝利し、開幕から4連勝を達成。これにより、勝ち点12とし、各組2位以内の決勝トーナメント進出を確定させました。試合は後半15分に途中出場のFW加藤陸次樹が決勝点を挙げ、堅守を誇る日本代表GK大迫の活躍も光りました。次は国内リーグに専念するために急いで帰国し、アウェーでの浦和レッズ戦に臨む予定。ACL2は32チームが8組に分かれ、各組2位までが決勝トーナメントに進出し、優勝すると次のACL Elite出場権を獲得できます。

加藤陸次樹

<アジア・チャンピオンズリーグ2(ACL2):シドニー0-1広島>◇7日◇東地区1次リーグE組◇第4戦◇オーストラリア・ジュビリー・スタジアム

E組首位のサンフレッチェ広島が開幕4連勝で、2試合を残して1次リーグ突破を果たした。

4戦全勝で勝ち点12に伸ばし、決勝トーナメント進出条件となる各組の2位以内を決めた。

ホームで敗れた2位シドニーFC(オーストラリア)は通算2勝2敗。

試合は0-0で迎えた後半15分、途中出場したFW加藤陸次樹(27)が技ありのヘディングで決勝点をマーク。DF志知の左クロスをうまく仕留めた。出場から約50秒後、ファーストタッチでの大仕事だった。

守っても日本代表GK大迫が、相手の決定機を体を張ってことごとくセーブした。

広島は9年ぶりの優勝を狙うJ1リーグで、3日にホームで京都サンガに0-1で敗れ、首位から2位へと陥落。シドニーまで長距離移動し、中3日でこの日を迎えていた。

そのため、先発は大迫をのぞく10人を変更。今季限りで現役を引退するMF青山が主将マークをつけ、ピッチに立った。主力を極力温存した形となり、加藤やDF佐々木らは途中出場となった。

激戦を制した広島は、ACL2で最初の目標を達成したことで、残り3試合となったJ1リーグに専念できる。すぐに帰国し、今度は中2日で10日のアウェー浦和レッズ戦に臨む。

◆ACL2 大会方式が一変されたACLE(エリート)と違い、下位大会にあたるACL2は従来のACL方式を継承。32チームが8組に分かれ、ホームアンドアウェー方式で東西各地区で1次リーグを行い、各組2位までがベスト16による決勝トーナメントに進出。決勝のみが一発勝負になり、優勝すれば来季のACLEの出場権が得られる。広島はシドニーFC、イースタン(香港)、カヤ(フィリピン)と同じE組に入った。

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