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【町田】昌子源、プロ初ゴール決めた“ゲン”のいい国立に気勢「僕が先頭切ってやっていきたい」


FC町田ゼルビアのキャプテンであるDF昌子源選手が、国立競技場でのFC東京戦に向け意気込みを語った。町田にとって今季4回目の国立での試合だが、これまで未勝利。昌子選手は国立での良い思い出として、プロ初ゴールを決めた経験やルヴァンカップでの優勝を挙げ、意欲を見せている。現在チームは5試合未勝利で、首位神戸とは勝ち点7差の3位。優勝は難しいと理解しつつ、残り3試合を全力で戦う姿勢を示した。ファンの応援に応えるため、国立の試合での勝利を誓った。

国立開催の東京戦に向けて意気込みを語る町田DF昌子主将

FC町田ゼルビアDF昌子源(31)が7日、の国立でのFC東京戦(9日午後2時開始)に向けて気勢を上げた。

チームの国立開催は今季4試合目となるが未勝利。それでも自身は鹿島時代の14年J1開幕・甲府戦でプロ初ゴールを国立で決めている。その名の通り聖地とは“ゲン”がいい。

「(小笠原)満男さんからのFK。カッコ悪いヘッドでしたけど鮮明に覚えている。ルヴァンの決勝でも国立で優勝しているし、いい思い出がある」

前節のサガン鳥栖戦は警告累積で出場停止。黒田剛監督の要望でアウェーへ帯同し、ミーティングで自身の経験や思いをチームに向けて話した。試合には1-2と敗れ直近5試合未勝利となったが、「若い選手に少しでもヒントになれば」。そして「どのチームも結果が出ない時期は当たり前にある。それは世界のビッグクラブであっても絶対にそういう時期はあるわけで、それをこう考えても仕方ない」とどっしりと受けとめた。

首位のヴィッセル神戸とは勝ち点7差の3位。優勝は現実的には厳しいと理解している。だからこそ、残り3試合を全力でやり抜く姿勢を見せたいと考えている。

「やっぱり僕が先頭切ってやっていきたいなという思いは常にある。監督がさっき言っていましたけど、90分間ずっと座らず、跳んで歌って応援してくれている人がいる。そういう人たちのためにやっぱりやらなきゃいけない。次は国立なので、何万人と来てくれると思うので、そろそろファンに笑顔を届けたい」

J1を代表する名ディフェンダーであり闘将は、そのプライドに懸けて戦うことを誓った。

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