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【FC東京】来季監督に新潟松橋力蔵氏の招聘へ クラモフスキー氏は今季限り退任でオファー準備


ピーター・クラモフスキー監督が2024年限りで退任するFC東京が、アルビレックス新潟の松橋力蔵監督を新監督として招聘する準備をしていると複数の関係者が伝えている。松橋監督は横浜F・マリノスのアカデミーでキャリアを開始し、新潟へ移籍後、監督としてチームをJ2優勝に導き、現在はJ1に昇格させた。選手育成やパスサッカーに定評があり、今季はルヴァン杯で新潟を準優勝に導いた実績を持つ。松橋氏は現在J1残留を目指しチームに専念しているが、退任の可能性も示唆されている。

新潟松橋力蔵監督(2024年11月3日撮影)

FC東京は19日、ピーター・クラモフスキー監督(46)が今季限りで退任すると発表した。

クラブは、まず「ピーター クラモフスキー監督が2024シーズン一杯をもって退任することが決定いたしましたので、お知らせいたします」と伝えた。

後任については「決まり次第あらためてお知らせいたします」としていたが、複数の関係者によると、今季のアルビレックス新潟をYBCルヴァン杯で準優勝に導いた松橋力蔵監督(56)を招聘(しょうへい)すべく、オファーに向けた準備に入っているという。

松橋氏は、古巣の横浜F・マリノスでアカデミーのユース監督などを務め、17年から横浜のトップチームコーチに就任。21年に当時J2だった新潟でコーチに就任し、22年から監督に昇格していた。

選手育成に定評があり、技術を鍛え、後方からつなぐ美しいパスサッカーを新潟に植え付けた。監督初年度の22年にJ2優勝。チームをJ1に引き上げると、今季はルヴァン杯で名古屋グランパスと歴史に残る好勝負を繰り広げ、準優勝に導いていた。

新潟の指揮官として3年目。既に、今季限りで勇退する可能性は出ているが、J1残留を争うリーグ戦が終了するまでクラブに集中するという。

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