【ソフトバンク】和田毅、引退の決断時期は「７月過ぎ」決め手は「肩の痛みと戦いながら…」

引退会見に臨む和田（撮影・鬼束羽瑠菜）

球界を代表するレジェンド左腕がユニホームを脱いだ。ソフトバンク和田毅投手（43）が5日、現役を引退することを発表した。

同日にみずほペイペイドーム内で引退会見に臨んだ。日米通算165勝。球団は来季の戦力として契約更新する方針だったが、自らプロ22年の現役生活にピリオドを打ち、決断に至った理由を語った。

「最近、決めたわけでもなく。ある程度、固まっていたのは7月過ぎぐらいですかね。さかのぼれば19年の時からですね。自分としては肩の痛みと戦いながら投げていた。その年からこの5年間で、いつでもダメになったら『辞めよう』と思って毎シーズン戦っていました」と明かした。

22年間のプロ野球生活を終え「悔いのない、といいますか。やり残したことはない野球人生だと、自分では思っています」と力強く振り返った。