和歌山県警は5日、9月30日に来県し、10月10日に母親とSNSで連絡を取ったのを最後に行方不明になっていたドイツ人の男子大学生(21)が和歌山市沖で遺体で見つかったと発表した。県警はこれまでの足取りや経緯などについて調べている。
男子大学生はクラウディオ・ヴォルムさん(21)。県警によると今月1日午後、和歌山海上保安部が田倉埼沖約1500メートルであおむけで漂流している遺体を発見した。県警によると、DNA鑑定で身元を特定。10月上旬に死亡したと推定されるが、時間が経過していることから、死因は不明という。【加藤敦久】