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西武戦力外の高木渉「バッティングで勝負したい」トライアウトに向け調整「体はまだ元気」


西武から戦力外通告を受けた外野手・高木渉は、現役続行のため12球団合同トライアウトに向けて調整を続けている。西武育成ドラフトで入団した後、2018年に支配下契約を勝ち取ったものの、1軍への定着には至らなかった。2022年にはイースタン・リーグで本塁打王を獲得するも、今シーズン1軍での出場はわずか3試合で、ヒットも出ないまま7年目で戦力外通告を受けた。「体はまだ元気」と語る高木は、トライアウトでのバッティングで再起をかける決意を新たにしており、現役続行への強い意欲を示している。

高木渉(2023年7月4日撮影)

西武から戦力外通告を受けた高木渉外野手(24)が5日、12球団合同トライアウト(14日、ZOZOマリン)に向けて球団施設で調整した。マシン打撃でバットを振り込むなどし、「特に変わったことはない」とコンディション面に問題はない。

福岡・真颯館から17年育成ドラフト1位で西武に入団。長打力を武器に18年オフに支配下契約。22年イースタン・リーグでは15本塁打を放ち本塁打王に輝いたが、1軍定着には結びつかなかった。今季1軍での出場は3試合にとどまり、安打はなかった。プロ7年目で戦力外通告を受けたことについて「自分的には覚悟していた。しょうがない」と言葉を絞り出した。

「体はまだ元気。元気のうちは野球がやりたい」と現役への意欲は強く、先日にはくふうハヤテの入団テストを受けた。「このチームに来てから、ずっとバッティングで勝負したいと思っていた。なかなかライオンズにいて発揮できなかったですが、自分的にもバッティングで勝負したいところがある」。思いの丈を打棒に乗せて14日のトライアウトにぶつける。

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