各リーグ各ポジションごとに優秀な守備の選手を選ぶゴールドグラブ賞が3日(日本時間4日)発表され、両リーグ20人中で最多タイの14人が初受賞となった。
ア・リーグからは攻守の活躍でMVPの候補にも名が挙げられているロイヤルズの遊撃手ウィット、マリナーズの捕手ローリー、アストロズの三塁手ブレグマン、ブルージェイズの中堅手バーショらが初受賞。ツインズの一塁手サンタナは、38歳で野手の初受賞選手としては史上最年長だった。
ナ・リーグからは、今季18勝で防御率、奪三振と合わせ投手3冠に輝いたブレーブスの左腕セールがゴールドグラブ賞初受賞。内外野の複数ポジションで活躍したッキーズのユーティリティー選手トリオロ、ジャイアンツの捕手ベイリーらも初受賞した。
同賞は30球団の監督と各チーム6人までのコーチの投票によって選出される。初受賞14人は、ユーティリティーが加えられた2020年と並ぶ最多。初受賞10人以上は5年連続となる。