サッカー女子韓国代表のシン・サンウ監督が25日、東京・国立競技場で、26日の女子日本代表なでしこジャパンとの親善試合に向けて前日会見に出席した。
10月10日に監督就任したばかりのシン監督は、「非常に準備期間が短かったが、最大限準備してきた。明日は良い結果が出ることを期待しています」と意気込んだ。
パリオリンピック(五輪)後、日本は新監督が不在だが、「選手リストを拝見し、海外組が多くて、技術力の高い素晴らしいチームと分析しています」と印象を明かした。その上で、「高い技術力に組織的なプレーで対抗しようとトレーニングを積み重ねてきました。明日はすばらしい、面白い試合になるのではないかと思います。日本の選手がどのようなプレー見せてくれるかも楽しみだし、韓国がどう対抗していくかも楽しみにしています」と試合を心待ちにした。
選手代表として会見に出席したMFイ・ヨンジュ主将も「短い時間だったけど日本について分析してきた」と自信。「明日の試合は非常に学ぶべき点もある。私たちのサッカーをみなさんにお見せしたい」と誓った。【佐藤成】