starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

亡き英雄に思いはせ=メッシ、真の後継者に―W杯カタールの主役


 これまで以上の期待を背負って臨む舞台になる。アルゼンチンの主将でエース、リオネル・メッシにとって自身5度目のワールドカップ(W杯)。2020年11月に母国の英雄ディエゴ・マラドーナさんが60歳で亡くなった。特別な存在を失った今、カタールの地で輝きを放つことが大きな意味を持つ。  8強入りした10年W杯南アフリカ大会で監督と選手の間柄だった両者は、時代を超えて比較されてきた。ともに小柄なレフティー。変幻自在のドリブルで敵陣を切り裂き、状況に応じてシュートやスルーパスを使い分ける。共通点は多いものの、隔たりはある。「マラドーナ2世」と呼ばれたメッシは、W杯優勝の味をまだ知らない。  スペインの名門バルセロナでは主力として数々のタイトルを獲得。当代最高の地位を築いたが、05年以来招集されているフル代表では苦しい時期もあった。16年の南米選手権で2大会連続の準優勝に終わった際は代表引退を表明したことも。常に激しい批判を浴びる立場。昨年の南米選手権がA代表で自身初の主要タイトルとなり、人目をはばからず涙を流した。  35歳。世界の頂点に挑む最後の機会かもしれない。「神の子」とあがめられた英雄の領域に触れ、真の後継者となれるか。「代表の試合には全てを懸けて臨む。ディエゴがいつもそうしていたように」。巨星が逝き、サッカーを愛する国民の傷はまだ癒えていない。悲しみから立ち上がらせることができるのは、メッシがもたらす黄金に光るトロフィーだけだ。 (時事) 【時事通信社】 〔写真説明〕アルゼンチンの期待を背負うメッシ=3月25日、ブエノスアイレス(AFP時事)
    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2024
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.