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山本、快挙で連敗止める=「いつかできたら」を実現―プロ野球・オリックス


 最後の打者を一ゴロに打ち取ると、オリックスの山本はチームメートにもみくちゃにされた。102球での今季初完投が、ノーヒットノーランの快挙。敵地の観衆からも祝福され、「九回まですごく集中してドキドキしながら投げた。喜びがすごく大きい」。そう言いながら控えめに笑った。  立ち上がりから安定感抜群。二回は先頭山川に大きな右飛を打たれたが、動揺せずにその後もどんどんストライクゾーンに投げ込む。150キロ超の直球と140キロ台後半のフォークとのコンビネーションがさえ渡り、付け入る隙を与えなかった。  五回2死から外崎にストレートの四球を与えたが「ぎりぎり切り替えられた」。続く平沼は粘られながらも、10球目のカーブで三振に仕留めた。九回は代打森からこの日の最速に並ぶ155キロの外角直球で見逃し三振。集中力も体力も持続した。「直球でどんどん押していけたので変化球も効いたし、体の疲労としても楽に投げられた」  ロッテの佐々木朗らに刺激を受け、「いつか自分もできたらと思いつつ、意識しないようにしていた」と言う。五回の四球がなければ完全試合だったが、偉業は今後の楽しみにすればいい。  6連敗していたチームの雰囲気も、がらりと変える快投。「(悪い)流れを止めたり、チームを乗せたり、そういう選手になりたい」。絶対的エースは、まさに理想通りの働きを見せた。 (了) 【時事通信社】 〔写真説明〕ノーヒットノーランを達成し、喜ぶオリックスの山本(左)=18日、ベルーナドーム 〔写真説明〕ノーヒットノーランを達成し、花束を手にするオリックスの山本=18日、ベルーナドーム
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